こないだ渡された 可愛い小包を見て あたしは蓮を見た。 「開けろよ。 オレはちょっと 歩いてくるから その間に考えろ。」 意味が分からなく とりあえず適当に頷いた。 蓮が教室に出てから あたしはゆっくりと 小包を開いていった。 こういうときに 嫌な予感しかしないから あたしは目を隠しながら ゆっくり開いた。 「…………………え? ………これ…………って……。」