「桜木 律花。」 「はい。」 いつもと変わらず元気な声で 返事をするりっちゃん。 りっちゃんはあたしにとって お姉ちゃんみたいな存在だった。 いつもあたしの背中を 真っ直ぐに 押してくれた人。 りっちゃんはモデルの仕事を 本格的にやるために 東京に行くから ほんとに会えなくなる。 年に1、2回会えれば良いほうだと 思うけど、やっぱり悲しいよ。 どうしよう、もう、あたし 涙が溢れ出して 止まらないよ…………………。