ミサも金髪にしたことについて 何も聞かなかった。 きっと、あたしから聞くのを 待っているんだと思う。 「雄平!」 病室の扉を開けると 目を丸くさせて驚いていた。 「るい…………………?」 「うん。」 「金髪似合うな。」 あたしの髪に触れると 強く握った。 「ゅ……ぅ…へい?」