「るい、していい?」 「病室だし……… やめよう、ね?」 「どうせ来ないって。」 「きゃ………!」 そう言うと あたしをベッドに押し倒した。 雄平としたくない! まだ、蓮の感覚を 消したくないのに。 「声、押さえて。」 あたしは自分で 手を口に当てて 声を出さないように我慢した。