「今日までに

良い報告待ってるわ。

じゃあね。」


通話がプツッと切れると

あたしはそのまま

しゃがみこんだ。


みんなはただただ

心配そうにあたしを見てくれていた。



だけど、あたしは

思考が停止していて

何から話せばいいとか

そんなことは


もう全て頭に入って無かった。