「会いにいく? 笑わせないで頂戴。 あたしはね子供よりも 仕事が大事なの。」 ハキハキとした口調が 無償に腹を立たせた。 「間違ってます。 親は子供を大切にするもの じゃないんですか!!!!」 「…………………。」 「雄平が目を覚ましたときに また電話します。 一本でもいいので 電話してあげてください。」 「……………。」 相槌も無かったので あたしはそのまま切った。