「それは出来ません。」 「ど、どうして!? なら今すぐあなたが電話して!! 雄平が…雄平が…………。」 あたしは完璧に 取り乱してしまい 落ち着くことが出来なかった。 「るい、落ち着け。」 「だって!!……そんなの……」 「何があったのですか!!!!??? 雄平坊ちゃんに何かあったら あたしが困るのに…………」 蓮とあたしは 耳を疑い 強くメイドさんを見た。