「るーちゃん!

りっちゃんの家行くよ。」


「え?ちょっ……」



訳もわからず

とりあえずついて行った。







りっちゃんの家は

いつ見ても嫌味なくらい

すっごく大きくて

花がたくさんあって

ほんとに可愛い。



ミサは来るなり

インターホンを連続に


押しまくった。



「はいはい。」


というりっちゃんの

呆れた声が聞こえると同時に





ドアが開いた。