「お母さん。」


「おかえりー。」


ニコッと笑って

あたしに近付いてきた。


「あたし今から出掛けるね。

蓮の家泊まると思う。」


「そう………。

キスマークくらいは

隠しなさいよね。」


あたしが赤面すると

お母さんは

からかうように笑った。


「////」


顔が真っ赤になりながら

自分の部屋へと行った。