瑠璃色の空


次の日、退院できると思っていたわたしは

帰る準備をしていた




「夏井さん、もう少し入院してもらいます」


「どうしてですか、先生」


「貧血気味なので、少し様子を見ましょう」


別にぴんぴんしてるのにー



「大丈夫です、帰ります

お世話になりました」