あたしが膨れっ面をする。


それを見た垢音は溜め息をつく。



もう!!



みんなしてなんなの?!



あたしのことバカにしてぇ…



「よし!!でーきた!!!!」



そう言って垢音はいつの間にか絆創膏も張り終えていた。



「ん…ありがと♪」



「はぃよ♪」



垢音はあたしに向けてグッドサインをしてきた。



「んぢゃ!!教室戻ろっか??」



「ぅん!!」



あたしたちは保健室をあとにした。



教室に帰る途中。



廊下を歩いてると…



あれ??