「じゃあ、亀井くんと付き合っても良かったんじゃない?」 「結局、そこに持っていく?」 「その方が、大迫先輩とお近づきになれるかななんて…。」 エヘッと笑った。 「ひっど~い!!自分の恋愛のため?」 「違うって!!大事な友の幸せと恋のためだって。」 笑って言ってるのが信用極薄。 「協力なら分かるけど。」 ムスッと口をとがらせた。 「ホント!?じゃあさ、再来週の土曜日、4人で出かけない?」 キラッと絢音の目が輝いた。