「でも、離れて好きって気付いたんでしょ?」
「あぁ…。一緒にいるのが、当たり前になっていたんだなって。」
悲しそうに笑いながらうつむく顔に。
あたしの中の何かがパカッと音を立てて開いて。
「ねぇ、復活させてあげるよ。」
思わず聞きながら。
ニッコリ笑って、霧生くんの顔を覗き込んだ。
「復活って?」
目を丸くしてビックリしながら顔を上げた。
「やり直したいんでしょ?あたしが、手伝ってあげる。」
「手伝うって?」
「いいから、いいから。こう見えても学校じゃ、お見合いオバサンなんて言われているくらいくっつけるの得意なんだから。」
なんて適当なこと言って、ポンポンと霧生くんの肩を叩いた。
「…ああ。」
不安そうに眉をゆがめた。
しょせん、子供の考えとか思っているんだろうな?
でも、こんな寂しそうな顔をされたら。
手伝いたくなるじゃん?
だって…



