夢の中で見た君。

「と、とにかく話して?」

話さないと、わかんないし。

ここまできいといて、わかんないままも嫌だから。

「俺の血液に、お前の血を混ぜる。そんでもって、その混ざった血をお前の血液に入れる。そうしたら、治ることは治るんだけど・・・。」

「けど?」

「人間の血を俺の血液に混ぜると、俺は悪魔としての能力を失ってしまうかもしれない。もう、お前の隣にはいられなくなるかもしれない。」

「消えちゃうってこと!?」

あたしは言うと、

劉は静かに頷いた。


・・・そんな。

あたしが狙われるか、劉が消えるか。

そんなの答えは決まってる。


劉がいなくなっちゃうなら

あたしだっていなくなると思うの。

劉を傷つけてまで

あたしは治したいとは思わない。


「・・・ごめん。ちょっとだけ、1人にさせて?」

「・・おう。」


あたしは1人

暗い自分の部屋に閉じこもった。