夢の中で見た君。

「劉っ、お待たせっ。」

「おっせーっての。」

「ごめんごめん。」

あたしが言っていると、

劉があたしの身体をじーっと見てるのに

気がついた。

「なんか・・・変?」

「別に。・・・可愛いんじゃねーの?」

なんの照れた様子もなく

ふつーに言ってくる劉。

こっちは恥ずかしいんだけどなぁ・・・。

「相変わらずラブラブねぇ。」

「ちょっ、母さんっ。」

「ふふ、楽しんできてね?」

母さんは、あたしの肩を

ぽんっと叩いて

悪戯っぽくウインクしていた。

・・・なんの意味があるんだろう・・?


「やりすぎはだめだからねー?」

「わかってますよ。」

「ほ、ほぇ・・・?」

あたしは、意味がよくわからなくて

劉と母さんの顔をきょろきょろ見た。

一方劉は、何かわかっていたらしく

あたしの代わりに、母さんに返事をしている。

「劉?なんの話?」

「今日の夜になったらわかる。」

「・・・?」

全然話についていけないや〔笑〕

「んじゃ、行ってくるね。」

「行ってらっしゃい。」

あたし達はいつものように

手を繋いで家をでた。