六花の翼〈リッカ ノ ツバサ〉【完】



全員がその青い瞳を見つめる中、本人は全く緊張せずに口を開いた。


「僕はな、テロリストやねん」


はあ?????


全員の頭の上に、クエスチョンマークが並ぶ。


「僕らは世界平和のために、と思っとるんやけどな。


建物ぶっ壊したり、地下鉄吹き飛ばしたり、暗殺したりと、

まぁやる事が過激やし、たまに一般人を巻き込んでしまうから、

テロリストって呼ばれてしまうんよ」


「えっ、ええええ!!」


またふざけてるの?

しかし、彼はいたって真面目な表情だ。


一般人を巻き込んでって……普通に言う?

信じられない。


あたしは一気に、オーリィに心の距離を感じた。


「……なんという団体名?」


「SEX CANNONS!」


誇らしげに言うオーリィに、瑛さん以外がズッコケた。


「……それって、有名なパンクバンドのパクリ?」


「YES!リーダーがファンやねん。

同じイギリス産まれやし♪」