夏樹は何も言わない。 その場にボロボロと泣き崩れる羽橋 京華を見て 驚いたように目を丸くして、ただ黙りこんだ。 さあやは、羽橋 京華の手を振り払い言った。 「うるせぇぇんだよ!!!!!!!!! テメェに何がわかんだよ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」 そして近くにあったカッターを拾い上げ 羽橋 京華に向かって振りおろした。