「・・・何騒いでんの?」 そんな声をかけて控室に入ってきたのは白兎。 ムカツクから真昼には違うッつったけど、本当は今日の撮影、ハクトも一緒だったんだよな。 オレはちょっとダケ躊躇って、ハクトに声をかけた。 「あの、ハクト君・・・悪ぃんだけど、サインくれねーかな。」 あぁ・・・ 仕事で会うヤツにサインとか頼むの、ホントハズイんだけど・・・。