そんなやつに恋をした。






すっ…っと目をこじ開け、覗き込む。


「起きなさい。」


するとはっとしたように両目がパッチリ開いた。


「お、俺……」
「よかった…!!」


親子の抱き合う姿を微笑みながら芹亜は見ていた。


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