ホワイトウルフ



「私ね、4日前誕生日だったの。


でもその1週間前、私の家が自分勝手な放火魔に火をつけられてなくなっちゃったんだ・・・。


しかもその時、家にいないと思ってた大親友を無くしてね・・・。


お母さんも重傷を負って、病院に入院しちゃってるんだ。


だから一人ぼっちになった私をここの部屋の持ち主の純子って言うお姉さんに引き取ってもらったんだ・・・。


だけど誕生日になった瞬間、いきなり左肩にこんなアザみたいな3本線が出来て、


その後すぐに、その純子お姉ちゃんに殺させかけたんだ・・・。


その時、純子お姉ちゃんはいつもと違ってて、後になって聞いてみれば覚えてないって言うし・・・。