ホワイトウルフ




私も入り口のほうへ行くと、ちょうどそこにいた猟銃を持った5人の狩人さんたちに会った。


「そこの子!  今白い狼を見なかったかい!?」


「見ました!   あっちの方に行ってしまいましたよ!」


私は本当に白狼がいる方向の正反対の方向を指差した。


「まだ生きてやがったのか!   ありがとう!」


狩人さん達は、私が指差したほうに向かって走っていった。


「ふぅ、良かった・・・。」


私は急いで白狼のいる所に向かって走った。