ホワイトウルフ





「っっっっっ!!!!!」




私の左肩にこれまでにない位の激痛が走った。



あまりの痛さに声も出なかった。



一瞬の間に汗がどっと出た。



いつの間にか声は無い。



私は左肩に目をやった。


「何・・・これ・・・!?」



そこには、まるで動物に引っかかれたような3本線がアザのようになっていた。