ホワイトウルフ








『呪ってやる・・・。』






「・・・!?」


(今、誰かの声が聞こえたような・・・。)



『呪ってやる・・・。』


(やっぱり・・・聞こえる・・・!)


私は目を開けた。


周りを見回しても誰もいなかった。


(私は夢を見てるのかな・・・?)


私は唇を噛んだり、肌をつねったりしたけれど痛みがあった。


(夢じゃない・・・。)