ホワイトウルフ



そばにある弥生公園を過ぎて、少し行った先でその血の跡は終わった。


殺人でもあったかと思うほど、そこには広範囲にわたって血の飛び散った跡があった。


私は少しだけ後ずさりして、ふと顔を上げた。


目の前にあるのは、真っ黒に焼け焦げて無残な姿で放置されていた私の家だった。




私はなんとなく寒気がした。


元々の私の家の前で、昨日なにがあったのかを考えたらただ身震いするしかなかった。


私は恐くなってまたもと来た道を走って帰った。


結局何も分からないままだった。