「飛鳥・・・











飛鳥ぁぁぁぁぁぁああああ!!!!!!!」











それは私の誕生日の一週間前の出来事だった。



燃え盛る炎の中で崩れ落ちていく自分の家を見ながら



今までに一回も出したことのない音量の声で



1人の女の子の名前を叫び続けていた。



血の繋がりなんか全くない



でも家族の一員として今まで一緒に生活してきた親友




3月6日



そんな大事な人を目の前で無くしました。