ホワイトウルフ




「あっそうだーっ!   桜木くん、私が学校案内してあげるよ!」

「えーじゃあ私が!」

「いやそこは俺だろっ!?」


今度は学校案内争奪戦が始まる。


(まっまさか・・・こんなになるなんて・・・。)




――――――ギュッ


「え・・・?」


私の腕を誰かが掴んだ。


そこにいた大勢の人が、その手を境に2つに分かれた。


「桜木くん・・・?」