ホワイトウルフ




自分の席を見つけて、カバンをドサッと置いた。


そして教室から出ようとした瞬間



――――――ドンッ





誰かとぶつかってしまった。



「すっ・・・すみませ・・・」


顔を上げると、そこには見覚えのある顔があった。



顔が整っていて、まるで心まで見透かしているような鋭い目。



あの時私を助けてくれた人だ。