ホワイトウルフ





それから何分走ったのだろう。


ずーっとずーっと走っていたのに、私は全く疲れていなかった。


彼のお腹からまだドクドクと血が流れている。


「あっ・・・あのぅっ!」


私が声をかけると彼は止まった。


お腹を貫通したはずなのに平然としてて、


私は次になんて声をかければいいのか分からなかった。