友達≧彼女!?

『だから、嫌だったんだ…紗英の側に居すぎたら、こうなるってわかってたから…』



私は首を傾げてしまった。


『〜っ!だからっ!!紗英の事、好きすぎてこんな顔にならねー様に、わざと突っ張ってたんだよっ。悪いかよ!?』



「な、何ソレ!逆ギレ?」


そんな理由で!?
それだけの事であんなに冷たい態度取られてたの!?


『どうしていいかわかんなかったんだよ…
本当はずっと一緒に居たいのに、紗英が長く近くに居ると顔赤くなるし、手を繋ごうにも、こんな汗かいた手で触れねぇし…
くそっそんなに見るなよ!』



そういって私の後頭部を手で押さえて胸元に引き寄せる。



「な、直樹!!」



『…何だよ?こうすりゃ顔見られねぇだろ?』




「そ、そうだけど…でも心臓の音…すごいよ?」



『あ゛〜!わかってるよそれくらい!黙ってろよっ!』



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