友達≧彼女!?

ドキン…ドキン…


初めてこんなにくっついたのが、別れた後だなんて皮肉な話だね。



ん?



「直樹?私、昨日別れるって言ったよね?なのに私が彼女だなんて、何言ってるの?」



『…俺、その話に同意してないし。』



「い、今更何よ!こんなので騙されないんだから!」


私は直樹から離れようと試みるけれど、離してくれない。



それどころか後ろからぎゅうっと強く抱きしめられる。




「もぉやだぁ…うぅっ…っく…」



ずっと望んでいた、直樹の感触。



『やだって言ってる割に、しっかり腕にしがみついてるんだな。』



カアっと顔が赤くなる。
思い切り暴れて直樹から離れた。


そのまま向かい合わせになったけれど、顔を見ることが出来なくて直樹の足元を見てた。



「いつも、そうやって私の事、馬鹿にして見下して!!酷いよ!!」




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