友達≧彼女!?

「…で?何?許して欲しいって?先生に相談されて犯人探しされたら困るもんね?」



つい脅すような言い方をしてしまう。泣き始める子もいて、被害者のはずの私の方が悪役みたい。



「…2度とこんな事しないで。」



私はそういってから直樹を見上げた。



「もう、戻ってもいい?この事は誰にも言わないし、それで直樹のクラスメイトも、怒られずに済むでしょ?」




直樹は結局友達を選ぶんだ。私を呼び出して許してやって欲しいって。それで私を連れてきたんだね。




結局、最後まで肩書きだけの彼女だった…



「じゃあね。」



そう言って教室を出ようとした。



出ようとしたのに。




私の手を取り、引き寄せる直樹。



気付けば直樹の胸の中で肩を抱かれてる恰好になっていた。


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