「はい架恋ちゃん、お茶どうぞ。」
ソファに顔をうずめていると
琴理先輩からお声をかけて下さいました。
あぁ、もう輝きが眩しすぎるよ。
「あ、ありがとうございます」
ずっと俯いているわけにもいかないので
先輩からカップを受け取る。
「あと、少しだけ右手を貸してね。」
「あ、は…はい??」
流れに乗って頷きそうになってしまったけど、なんか変な要求されたよね…??
琴理先輩は私の疑問符を
違うように解釈したのかもしれない。
構わず私の右手をとる。
ふわっとした感覚で
そっと包み込まれたかと思うと、
なにか小さな塊を握らされて
いつのまにか机の上に置いてあった白い紙にそれを押し付けた。


