「わぁ…なんか首に痕ついてるよ!!
どうしたの?琴理先輩になんかされた??」




茶髪がそう言って私の首に手を伸ばした。



瞬間、その手を払いのけて
ソファの反対側に移動する。





「触らないでくださいっ…!」




「えっ!!なんで?俺拒否された!?」







これ以上なんかされたら
確実に人生の終わりを迎えてしまうだろう。




なんでこんな短時間に何度も
死の危険を味わわなければならんのだ!


今、私は生命の危機に直面している!!





茶髪男はまだ何か言っている。


が、とにかく自分の命は自分で守らねば。