でも。 それでも俺はサッカーがしたいんだ。 ・・・あいつなら、気づいてくれるんだろうか? なんか俺よりも年上っぽいおせっかいなあいつなら。 「宮川ッ・・・」 俺はそう小さくつぶやいた。 そしたらなんかわからないけど恥ずかしくなってきたから 気を紛らわすために携帯をあけた。 ・・・あ。 宮川に、一回メールしとくか。 その時。 下からまた声が聞こえた。 「優輝! あんた今週の日曜日部活行くんでしょうね!?」 誰が・・・行くかよ・・・