すると母さんはちょっとため息をついた。 「優輝、あんた・・・ 野球部で全然活躍できてないらしいわね」 「・・・・・・。」 その言葉は結構俺には突き刺さる。 わかってるんだ。 俺に野球の才能がないってことぐらい。 だって・・・ 俺は本当は・・・ 「母さん、俺サッカーがしたい」