私の家から城島の家、結構距離あるのに・・・ 城島は 「あってるだろ?」 とさっきよりちょっと不安そうに聞いてくる。 「うん・・・!」 二人だと、家に着くのがすごく早く感じるよ・・・ 私は嬉しすぎて泣きそうになった。 城島は、 「そーか! じゃ、また明日な」 と満足そうに微笑んで歩き始める。 「うん、明日・・・」 そこまで言ってから私はもう一度城島のほうを向いた。 「城島ッ!」