鬼の花嫁






「お前は我が妻だ。
 こんな夜に勝手に外を出歩くのは許さん」

「わ…私!貴方と結婚するつもりないです!
それに、貴方とは特に何もない関係ですし」





風神さんの様子に

体を強張らせながらも、

頑張って目を逸らさずに言う。




そう言うと、

ニヤリと妖しく笑う風神さん。





「ほお……なら、」





そして顎をグイっと持ち上げられ

そのまま唇が重なる…………





「っ!んん…」




頭を手で固定され、

必死に押し返すが微動だにしない。




(えええー!どういう事ぉおお!!?)





何度も何度も逃げようとするが、

それを何度も何度も阻止される。





角度を変え

甘く、荒々しく、苦しくなる口付け






(も…だめ……息…続かな……)