鬼の花嫁








かーぜーかーみーさぁぁーん!!??





ガッチリ腕を掴まれ、

逃げられなくなる私。




隣を見るとにこにこ笑顔の

綺麗な女性。





「俺は風呂に入る。くれぐれも
 逃げだすなんぞ考えない事だな」




整った顔をニヤリと

楽しそうな笑顔を浮かべる彼。





い、意味わかんない!!




風神さんが何処かへ行き、

ガッチリと腕を掴まれたまま

一つの和室へ連れて来られた。