鬼の花嫁






真剣な表情の彼



何を言われるのかと不安になる。





「お前の身体は特別なものだ」

「え…?」





なにを言いだすかと思えば私の事…




風神さんが前に、

私の血は鬼に力を与える他に、

治癒の力もあると言っていた。





「鬼に関わらず、狐も同じ事…」





狐も……同じ





「血はともかく、
 肉はさらに強力な効果がある」

「だ、だから狐は私を…」





ゾクリ…と背筋に冷たいものが通る




私の肉を……食べる……?




というか、狐ってもっと可愛いでしょ?

私の狐像を壊さないでおくれよ。