鬼の花嫁






「もう遅い…今夜は寝ろ」




…寝る……………




「あ、あの…風神さん……」

「なんだ?」

「えっと…その…」





もう今日は狐は来ないだろうけど

や、やっぱり怖い…から………




「…一緒に寝てもらえません…か?」





少し沈黙が流れる




(だ、だめか……な………)




すると、ぐいっと腰に手を回され

布団に寝転がらされる。




仰向けに寝転がる私の上に乗り、

ぐいっと顔が近づいてきた




「風…神さん…?」




ぎゅう…と握られた左手に力が入る





「聞け、桜」