翌日から、指輪やらタキシードやら、いろいろ買いに行った。
オレより、優花がかなりテンション!
昔通りだな…。と思わせた。

『お~優花!テンション高いし、ちょっと休もうなぁ!』

ダァ~メのテンション。

まったく頭上がらない。




[宝石店]
10万…30万…高い

やっぱり…。一応普通のサラリーマン。だが。

安いのありませんか…なんて恥ずかしいが…
『少しお安い指輪ってないですか?7万か8万の。』っと聞く事に…。
店員『はい。ございますよ。どの様な指輪でしょうか?』
っとやり取りし、指輪を購入した。

『よっお待たせした!』
誤解されたら困るので、今回は、外で優花に待ってもらった。
『何万?』
っと優花は、言う。
嫌らしいぞ!っと思ったが…。
『7万5千円』
『えっ、ケチだね~(笑)。』
まったく嫌みだ。
『しゃーねぇ~だろう。あんまりお金ないんだから。』
『なんでよ。』っとツッコミを入れてくる。
ますます、嫌みだ。
『しゃーねぇ~だろう。プレゼントとか、買ったばかりだし、何かと出費あったんだからよ。』
事実だ。ちょっと前に、みおにプレゼントしたり、婚約指輪買ったり。出費以外にあったのだ。
常識に考えて今の人以上に愛を表しているんだから。

『そっかぁ~偉いじゃん!!』
何様だ?
『みお、愛されてるんだね。』っとまじまじと言われる。
『当たり前だよ!』照れるが誇らしげに言った。
『7万5千円っと言う額じゃない!愛よ!愛!』

当たり前だろう!7万5千円でもちゃんとしてるんだ!なんて言わないが…。
やっと、認めてくれた。まったく優花は、何者なんだ…。
呆れかえった。