『なぁ~みお~、』

『なぁ~に?』

『大丈夫じゃないんだから、ありのままでいいよ。』

『えっ…無理してないよ。』

『してるよ。病気の時までも、むりしなくていいからね。ありのままの、みおを支えるから!』

すると、安心したようで、『じゃあ~私が寝るまで~側にいて。』と甘えてきた。
オレも欠かさず『なら、いっそのこと、みお~が 起きるまで居るよ。』と答えた。


つらいだろうに…。そらでも、必死に笑っている姿がつらかった。

今はただ、病気が治ってくれさえすれば、それだけで…っと思った。









でも、病気は、思うように消えてくれなかった。