もちろん、今めっちゃ照れているなんてまだ気づいていない。

とりあえず、こっそり職場に休む口実見つけて休んでいること知られないようにするだけで精一杯なのだ。


『何度?貸してみな。』

[37、5°]

『病院いくぞ!』

『えっいいよ!別に!どうせ風邪だし。』


病院が大の苦手。自由が消えるのが、嫌だし、とにかく、みおには、嫌な場所。

『でも、市販より、言って診て薬貰う方が良いんだよ。』


半ば強制的に、連れて行く事にした。

っと言っても、オレの車は、家だし。

タクシー…。

病院についた。車で10分

結構近い。

珍しい、女医の内科の先生。

『風邪ですね。風邪薬と抗生物質を出しておきますね。帰ったらしっかり休んで下さいね。』

『はぁい、分かりました。…ごっ、ホン。』

ちょっと、オレが見ていると、みおは、ツンツンしてくる。妬いているのがオレでも、分かる。

『わりぃ~。』

『別に~。ごっホン。』
なんだか、可愛い。