高校卒業して3年


入社して3年


あっという間に後輩から先輩の側に立つようになった。もちろん、まだまだ沢山、先輩は、いるけど上に立つって大変だな。
相手の気持ちに注意を示さないといけない。プライドを守らなきゃいけない。もちろん、先輩もいるから、先輩達のプライドを守るのも仕事だ。


よく分かんないがプライドの板挟みだ。


そんな中珍しく、優花がメールをよこしてきた。

「居酒屋に行かない?つまんないから。みお[愛音]誘ったんだけど、忙しいみたい。だから!!」


半ば強制だ。でも、断る気にならなかった。みお[愛音]に悪いと思ったが…。
浮気か!?とブツブツつぶやきながら、居酒屋で待っていた。

『ごめん、待った?』
っと優花がかなり遅めにやってきた。

『いや。珍しいな。オレ誘うの。』

いつも見せる顔じゃない、優花がそこには、あった。

『そうかな…!?たまには、良いかなって?だめかな?』

『いや。それより、なんか頼むか!?』


若干暗めな顔。なんて話しかけてやったら、いいのか。とりあえず、生ビールと、ネギマをなぜか、頼んだ。優花の大好物だから良いかなって。

本題に入って話しかけてた。

『なぁ~優花、なんか、あったか?』
『えっ?』

あきらかになんかあったみたいだ。

『いや、別に話したくないならいいんだ。すまん。』

黙っていた。