スキー場についた。

『さっそく自由にします。昼は、12時半から食べ放題ランチなのでそれには、間に合わせて下さい。』
っと担任が言う。


キョロキョロ探すみお[愛音]。
可愛いな~。デレデレするオレ。
そこに、男子Aが近く。
『誰か探してるの?それより、オレと滑らない?』

近づくな~!!っと怒りつつも、優花がみお[愛音]のそばに行った。

オレも、みおの側に行こうとしたが意外に遠い。
オレに気づかない優花と、みお。
仕方ない~勢いよく滑った。

すると…。

『う~どいてくれ~みお~!!』止まらない。オレ自身が…。みお[愛音]が目の前にいる。
『…?優貴?』
やっと気づいてくれたが…遅かった。
『わりぃ~すまぁ~ん』
やっと止まった。しかも、みおにぶつかって。二人共倒れてしまった。

ドーン。にぎわってしまった。


『ううん。大丈夫。優貴は、大丈夫?』
『あぁ~。大丈夫。転ける気は、なかったんだが、勢いよく滑り過ぎた。本当にすまん。』
『ううん。平気。それより、教えてくれるんでしょう。優貴センセイ。』
『あぁ。もちん。』

オレとみおは、やっとのこと、立ち上がった。


優花が不満げだ。何人か覗きに来たがなにもなかった顔をしている。


優花がやってきた。まさか…

後々聞いたがみお[愛音]の母親の刺客…というのは、冗談ですが、娘の状況を見て教えて欲しいという親心だった。


『てか、優花上手いじゃんか。』っとツッコミを入れる、みお。

『そう?あっでも。うわ~!!!』
っと慌てる優花。



実は、言ってなかったが、優花は、運動神経は、抜群なのだ。それに比べみおは、結構オッチョコチョイ~だ。

『モゥ~笑わないでよ!』
怒ってる。ツボだ。可愛い様に映る。やっぱり、愛しいのだとオレは、思う。
『見てろ。こうやるんだよ!』

オレは、滑った。

雪が舞う。風が吹いた。
あっあ置いてきぼりにしてしまった。

焦って戻って見ると呆然としている。

『わりぃ~。』

怒ってるのかな?
っと思っていたが違った。

『…スゴイ。…上手だね。』っとみおが言ってくれた。

オレは、照れた。


夕食時

牛しゃぶ。ちょっと金をかけたのだろう。

『美味い!』っと言った。
『うん、おひぃ~!』みおが言って頷いてくれた。


『えぇ~いきなりですが、スキー大会します。』
っといきなり先生が言う。
『ペアを決めて1.2キロを