すると分かってますよって言う顔だった。大丈夫かな？オレの家の近くは、田舎で雪もここより半端ないが。

翌日、窓を開けると見事に雪が積もっていた。
『寒っ』これ、大丈夫かな。『優貴～開けるよ！』
姉貴の声。やかましく帰ってきた。
『ノックしろよ。』
『うっさい。それよりガールフレンド連れてくんだろ。雪だし、車出そうか？』
『えっいいのか!?じゃあ頼むわ！』
『何時に約束!?』
『9時半』
『えっ早くない？』
『そうかな。でも、アレ見せてやりたいし。』
『そっか、見れるといいね。』
車の手配をして目覚めメールして欲しいと言う、みおのためメールして車に乗った。駅まで30分だ。
『着いたな。姉貴行ってくるな。』
『気をつけたな！』
『オイ！オレは地元だぜ。こけるかよ！』っと降りたのは、良かったが…滑りそうになった。

それから、時間が経ったが現れない。何かあったのでは…心配したオレは、改札口の前で立っていた。
その時だ。ふんわりした手がオレの目をふさいだ。
『だぁ～れだ!？』

みおの声だ。なんだ良かった。でも、『やめろよ。』と言ってしまった。
『えっごめーん。そんなに嫌がらないでも。』
『いゃ、そのってか、姉貴が待ってるから。行くぞ。』
『えっ。ふ～んだ。』

余計にまずい不意陰気だ。怒らせてしまった。

『おはようございます。優貴のお姉さん、すみませんお待たせしました。』と優花が言う。てか、なぜ呼び捨て。
『良いって。そんな待ってないし。こちらこそバカ優貴に付き合ってくれて。』
『いいえ。とんでもありません。』
なぜか優花が答える。
その成り行きでなぜか優花オレの横、みおが姉貴の横。ますます、まずい感じだ。
『以外に遠いでしょう。電車で20分かかったじゃない!?』
『はい。時刻表見てビックリしました。一時間で１、2ほんしかないんですね。』っとみおが答える。
『家から駅まで車で30分かかるしね。オマケに雪も意外に積もるしね。』
『そうなんですか。どうりで寒いワケだ。』優花が答える。
『無事に帰れたいいね。』っと不安なことを言う姉貴。
『えっ』っと驚く二人。
『じゃあ優貴くんは、寮から学校行ってるの？それか、もしかして、家から？』っと優花が話しをふる。
なぜ…焦るが答えた。
『いや。アパート借りて一人暮らし。仕送りとアルバイトで。まぁ～土日は、実家に帰ってるけど。』

二人共々驚いていた。

姉貴もなぜか、みお［愛音］