『ねぇ、優貴くん。』っと言う[愛音]みお。
『う~ん?』プリン食いながら聞くオレ

『そういえば、バスケの試合どうだった?すごい気になってたんだよ。』
『実は、昨日あったんだ。準決勝でさ。』
『どうだったの?』
『負けたんだ。決勝出たかったな…。でもな、昨日みおに会わなくて良かった。』
『えっ。』
『誤解するなよ。会いたくないっという訳じゃないからな!ただ…。』
『ナニ?あれどうしたの?泣いてるの?』
『別に…わりぃ~。泣くつもりねぇ~のに。オレ、昨日みおに会ってたら今みたいに泣いてしまいそうだから。わりぃ~、ちょっとオレ…。』
初めて人前で泣いた。泣き虫だっと自覚ないが実は、よく泣くのだ。でも、異性の前で泣くのは、恥っと思っていたのに。しかも、好きになった人の前で泣くなんて。っと思っていた。すると、車椅子に乗っていた、みおがそっと手を伸ばしふらっとしながらも立って寄り添ってきた。
『なんだよ。』つい言ってしまった。
それでも『寄り添っていたいの。ダメかな。』
っと言い、そっとオレを包んでくれた。
しばらくすると、みおは、『ありがとう。』っと言った。
『なにがだよ。なんもしてねぇよ。』っと顔を見ず話した。すると、みおも、『優貴くんの気持ちを知れて嬉しい。だから、ありがとう。』
それを聞いたオレは、思わず、ふらっとする、みおを引き寄せ抱きしめた。
『えっ。』っとみお[愛音]も赤面している。
ダメだ。気持ちは、高まっていた。慌てて、みおを車椅子に座らせ、オレは、歩いた。
みおも慌てておいかけた。でも、どうしようもなく思ってより体が動かない。
ついに、大声で叫んだ。

『待って!お願い!』
『…。』
そして車椅子で必死にきた。
そしてまた、話しだした。

『お願い!聞いて。優貴くん、私…。』
『…。』オレは、しゃがみこんで目をまじまじと見つめた。そうすると、今度は、みお[愛音]が思いっきり抱きしめてくれた。オレは、しゃがみこんでいたので倒れかかっていた。

『ごめん。大丈夫?』
『あぁ。大丈夫だよ。』
『私ね…。優貴くんの事がす』目は、涙目だ。オレの弱い部分だ。でも、黙っていた。
『す[ ] きです。』っと言いまた、『違う。』と、とまった。
『えっ違うの?』モジモジしたみおを見て、思わず、聞いてしまった。
『ううん。違わないけど。わた、し、』