病室の前に立つオレと、みお。オレ自身は、よく分からなかった。

『ねぇ~優貴くん。あのね。』
『なんだよ?』
『私ね…。』
『…。』
『私…。…。…。優貴くんの事が。』
『メモ帳?』
『あっメモ帳!待ってて。』
オレ、ドキドキ感いっぱいだ。なんで…。告白…!?なんて不意に考えていた。

『ごめん。待った?』っとふと言われた

驚いた。不意をつかれた気がした。
『メアドだけでいいか?』
『ダメ。電話番号も。』
結構本気で言うから書いてやった。

ありがとう。っと言わんばかりの微笑んできたからオレ自身緊張マックスになってしまった。

とっさに、オレは、『帰る。』と言った。
すると、すっごい寂しげ顔でまじましと今度は、みおがオレの顔を見つめてきた。
『なぁ~、そんな顔で見つめないでくれ。明日必ず来るから。』
『本当?』
ますます寂しげだ。こいゆうのすっごいイヤだ。
『オレを信じろ。みおに明日会いに行くよ。』

もじもじしながら、みおは、『じゃあ、待ってる!』っと答えた。
『じゃあな!』
『じゃあね!』


何かを告げようにしたみおをさえぎってしまった感じになってしまった。
その日の夜、メールがきた。
『みおです。
ごめんね。明日は、こないで!会える姿じゃないから。ごめんね。』

はっ?
『なんでだよ?』っとメールを送った。すると、
『なんでもよ…。』
聞かないでっと言う感じだった。だから、オレもそれ以上聞かなかった。ただ、『じゃあ、明後日、朝から行ってやる!』っと送った。すると、『えっ明後日!?』
『ああ、絶対な!』
『うん、分かった。おやすみ。優貴くん。』っと返ってきた。
『おやすみ。』オレは、なんだか、嬉しかった。初めて、みおと親しくなれた気がした。
でも、みおは、オレのしらないところで、苦しみに耐えていた。

オレも、最後の試合に挑んでいた。