その夜、折りたたみベッドに横になりながら、みおに、話しかけた。
『みお、昼間なにも答えず急に泣き出してすまん。 』
『ううん。良いよ。分かってるもん。ゆーくんの泣き虫ブリなんて!』っと言って笑う。
なんだか、たじろいた。
『いゃ~その…明日、先生に言ってみるな。実家にいたい事を、な。』
『うっ、うん。ありがとう。』
『う~ん?どうした?』
『ううん。なんでもない。それより先生、くれるかしら許可!?お母さん怒るかな!!』
退院すると切り出したみおだった。
言葉使いが少し悪いが、死期が近い今、狭苦しい病院など嫌!
愛している人達と囲まれて普通に暮らしたい!!
死など恐れず、ただ今を精一杯に生きたい!!
命の終わりがくるまでは。
これこそ、みお[愛音]の望みだった。
『みお、昼間なにも答えず急に泣き出してすまん。 』
『ううん。良いよ。分かってるもん。ゆーくんの泣き虫ブリなんて!』っと言って笑う。
なんだか、たじろいた。
『いゃ~その…明日、先生に言ってみるな。実家にいたい事を、な。』
『うっ、うん。ありがとう。』
『う~ん?どうした?』
『ううん。なんでもない。それより先生、くれるかしら許可!?お母さん怒るかな!!』
退院すると切り出したみおだった。
言葉使いが少し悪いが、死期が近い今、狭苦しい病院など嫌!
愛している人達と囲まれて普通に暮らしたい!!
死など恐れず、ただ今を精一杯に生きたい!!
命の終わりがくるまでは。
これこそ、みお[愛音]の望みだった。



