一気にプログラムは、流れた。

プログラム5番って全然進んでないが…。

まっ、みおの体調を考えてだろう。

そんなこんなと考えていたらいきなり、電気が消えた。

アナウンス『ここで本日の目玉!サプライズ上映です。』




部屋の明かりが徐々に消えていく。




今日までの歴史が流れていく。

誕生の頃、小さな頃の写真、学生の頃の写真、オレの今の写真が流れ淡々と、流れていった。

そして、みおの歴史も流れた。



だが、予想もしてないことが起きた。
大人の写真が流れた時だった。



[3]

[2]

[1]

「新婦、みおさんにお父様からメッセージです。」


驚きと、唖然となる空気が流れた。

そこに映っていたのは、紛れもなく、みおの父親だった。


生前の貴重な映像

父親「みお、結婚おめでとう!
っと言うがいつ頃かな。 25歳頃ならいいな。父さん、母さんと結婚したの、その時ぐらいだったから。

いや、いいんだ。みおの、タイミングで!

素敵な独身者でも。いや、失礼した。すまん。
でも、コレ、見るなら、幸せを迎えるとき見て欲しい。

父さんは、幸せをみおが迎える時、もう、…………………………。居ない。………」


悲しみの一時がれている。